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椎名心実のハイグレダイエット[5.暗躍する心実]
* * *
「それにしても、椎名さん。大会が終わってから、なんだかまた一段と綺麗になりましたよねぇ」
「そうそう。前よりウエストや足がきゅっと引き締まって、でも、胸とかはボンッと出てて、なんか色っぽくなりましたね」
「いえ、そんなことは……」
心実は困ったように微笑を浮かべた。
「それに比べて……」
一緒に歩いていたひとりが、気を落としながら呟く。
「私ったら、なんだかまた体重が戻ってきちゃった……。せっかく、美吉さんのおかげで痩せたのに」
「てへへっ、実は私もだったり……。痩せるのも大変だけど、体型を維持するのも大変なんだね」
溜息を吐くふたり。
彼女たちは、心実と同じく、美吉のダイエットの指南を受けたふたりだった。
「……それなら」
心実は唇の端をニヤッとつり上げながら、切り出す。
「それにしても、椎名さん。大会が終わってから、なんだかまた一段と綺麗になりましたよねぇ」
「そうそう。前よりウエストや足がきゅっと引き締まって、でも、胸とかはボンッと出てて、なんか色っぽくなりましたね」
「いえ、そんなことは……」
心実は困ったように微笑を浮かべた。
「それに比べて……」
一緒に歩いていたひとりが、気を落としながら呟く。
「私ったら、なんだかまた体重が戻ってきちゃった……。せっかく、美吉さんのおかげで痩せたのに」
「てへへっ、実は私もだったり……。痩せるのも大変だけど、体型を維持するのも大変なんだね」
溜息を吐くふたり。
彼女たちは、心実と同じく、美吉のダイエットの指南を受けたふたりだった。
「……それなら」
心実は唇の端をニヤッとつり上げながら、切り出す。
「お二人とも。実は私、良いダイエット法を知っていて、今それを実践してるんですが、よかったら一緒にどうですか?」
心実の言葉を聞いて、きょとんとするふたり。
やがて、ぱぁっと目を輝かせながら、ふたりは尋ねる。
「なになに? どんなダイエット? 難しいの?」
「いいえ、簡単ですよ。最近、一部で流行している効果的なダイエットみたいなんです」
そう答えた心実は、ちらっとふたりの顔を一瞥する。
ふたりとも、やる気満々といった顔をしていたので、心実は言葉を付け加える。
「ただ、教えるには放課後などのまとまった時間が少し必要でして……」
そう言って、伺うように心実は二人に目を向けた。
「えっとね、今週はずっと部活があって……あ、来週なら、空いてるんだけど!」
「私も、来週なら!」
「ふふ。なら来週、そのダイエット法をお教えします。いっしょに実践しましょう」
「うん! わかった!」
「約束ね! 椎名さん」
「はい」
話が決まった所で、ちょうど午後の授業開始の予鈴が鳴り響いた。
教室に戻るため、ふたりと別れた心実は「うふふふふ……」と妖しい笑みを浮かべた。
「来週には……また新しい仲間が増えそうですね……」
そう言ってほくそ笑むと、心実はスカートであることを気にせず、突然、がに股になり、
「ハイグレッ!」
胸を張って、小声でそう叫んだ。
すると、口元がいきなり誰かに塞がれてしまう。
「んっ……!?」
そのまま、ずるずると引きずられ、人気のない教室へと連れてこられる心実。
突然のことに心困惑するものの、振り返り、口を塞いでいた人物の顔をみるやいなや、ぱぁっと心実は表情を輝かせた。
「あ、美吉さん!」
ほっと胸を撫で下ろす心実。
そんな彼女に、見吉は少々不機嫌そうな声音で注意する。
「……ダメじゃない、椎名さん。あんなところで、ハイグレしちゃ。誰かに見られたらどうするの」
「あ、ご、ごめんなさい……。でも、聞いてください! また、新しいハイグレ人間が増えそうなんですよ!」
そう言って、心実はあまえるように美吉に抱きついた。
「知ってるよ。一応、影で見てたからね」
「うふふ、楽しみですね」
心実の報告を聞き、「そうだね」と美吉も嬉しそうに頷く。
しかし、胸の内はなんだか複雑な気持ちで一杯だった。
心実がハイグレ人間と化し、仲間になってから、まだ二週間も経っていない。
それにも関わらず、学園には新たなハイグレ人間が何人も生まれていた。
すべて、このハイグレ人間椎名心実の活躍によって洗脳された、ハイグレ人間たちである。
心実はもともと交流関係が広く、違う学年の知り合いも多いからこそできたことなのであろうが、それにしても、初めての洗脳に一ヶ月以上かかった美吉とはずいぶんな違いである。
そして、美吉が初めてハイグレ人間に洗脳したのが、この心実だった。
しばらく二人だけのハイグレスパイな学園生活が続くと思ったのに、予想外もいいところである。
しかし……。
「あの、見吉さん……」
心実がもじもじと声をかけてきた。
「なに? 椎名さん」
と、返すと、心実は乞うようなまなざしで見吉を見つめ、
「あの……私、さっきのハイグレでやっぱり興奮しちゃって……したくてたまらないんです」
そう打ち明けてきた。
「見吉さん。私のハイグレ、見てくれませんか……?」
「……まだ学校に人がたくさんいるんだよ? それに、別の人に頼んでも……」
見吉は意地悪くそう返してみた。
心実が、必死にかぶりを振る。
「いえ、駄目です! 私、見吉さんに見てもらいたいんです……見吉さんに見てもらわないと、満足できそうもないんです……お、お願いします」
それを聞いて、見吉はどこか面白くなかった気持ちが、たちまち消し飛んでしまった。
……そうだ、どんなにハイグレ人間の仲間が増えても、椎名さんは私のおかげでハイグレ人間になれた存在……私のことをいつまでも特別な目で見てくれる……。
そう思うと、仲間が増えて複雑に感じていた自分が、なんだかバカらしくなってきたのだ。
「……見吉さん?」
心実が呼びかけた。
見吉は微笑みながら、ぼそりと呟く。
「……だめ」
心実の表情が固まった。
そんな彼女に向かって、見吉は自分のスカートをめくって見せた。
「私もね、ハイグレしたくてこんなに濡れちゃってるの……」
見吉の言うとおり、ハイグレ水着の股部分がぐっしょりと黒く染み込んでいた。
「だから……」
そう言うやいなや、見吉はすばやく制服を脱ぎ捨てハイグレ姿になる。
と、心実の肩を掴み、心実の目と見吉の股がちょうど同じ高さになるようむりやりしゃがませた。
「先に私のハイグレ……見せて、あげる。椎名さんには、罰として私がハイグレしながら一回イクまで、おとなしく見ててもらうからね?」
見吉は、そう告げたした。
「そんな……!」と心実は顔を歪ませる。
そんなの生殺しです、と訴えるような心実の瞳に見つめられつつ、見吉はハイグレを開始した。
「ハイグレ! ハイグレ! ハイグレッ!!」
恍惚とした表情で、見吉はハイグレを行う。
ハイグレをするのは、いつも気持ちいいものだが、今日はいつもよりさらに気持ちいい気がした。
我慢していたせいだろう。
そして、心実に間近で見つめられ、熱い吐息を股に浴びせられているせいなのだろう。
「ハイグレッ、ハイグレッ、っぁ……、ハイグレッ……!!」
あぁ、気持ちいいっ……!!
思っていたよりも、絶頂は早く訪れそうだった。
その上……。
「…………ッ!!」
「ふあっ!?」
じっと間近で見ているだけだった心実が、はじけるように見吉の股間に顔を押しつけてきたのだ。
見吉のハイグレをただ見ていることができなくなったのか、さっさと見吉を絶頂させて自分もハイグレをするためか、もしくはそのどちらもか……。
「んふっ、ちゅうっ……れろっ」
「っあぁ!……ハイグ、レ! あぁっ、ハイグレ……!!」
心実の舌が、見吉の大事な箇所めがけて、暴れまわる。
腕をクロスさせるのが少しやりづらくなったものの、これは……いい。
すごく、いい……!!
ハイグレポーズがもたらす快感と心実の舌が生み出す快感、双方が絶妙に混ざり合い、とてつもない気持ちよさが見吉に襲いかかる。
だめだ、気持ちよすぎる……!! こんなの、すぐにイッてしまう……!!
「ハイグ、レェ……、ハイグ、グ、グ……、ふぁ、あっ! い、イクッ、イクぅ……!!」
押し殺した声でそう叫びながら、見吉はびくんびくんと身体を震わせた。
快感の証が、ハイグレ水着の隙間をぬって、トロトロと滴っていく。
イッてしまった……。
心地よい脱力感に包まれ、見吉はそのまま床に寝転がった。
「うふふ、見吉さん……イッちゃいましたね……?」
そう聞こえたかと思うと、天井の視界がいきなり遮られた。
心実のスカートを脱ぎ捨てた、ハイグレ水着の股だった。
「今度は、私のハイグレの番ですよ……見吉さん……」
見吉の頭をがに股で跨り、上服を脱ぎながら、心実は興奮した様子で言った。
早速、股に手を添え、
「ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ!」
と腕を交差させ始める。
興奮の汁が早くも両足の間から漏れ出し、見吉の頬にポタポタと垂れていく。
もう、まだ許可してないのに……。
そう不満に思いつつも、あおりの角度から見る心実のハイグレも中々新鮮で、とってもいやらしくて……すごく、良かった。
「ハイグレ! ハイグレ! ハイグ……ひっ、ひゃぁっ!? み、見吉ひゃん……!?」
見吉は頭をあげて、心実のはしたなく開いた股の間に顔を埋める。
さっきのお返しのつもりだった。
ふふ、どうだ、気持ちいいだろう……。
「ひゃっ、ひゃっいぐれ、ひゃいぐれっ……い、いぃ! きもひぃいいっ!!」
涎を垂らしながら、みっともない顔で快感に酔いしれる心実。
「うぅ、ひゃいぐ……れ……!! あっ、あっ、だめ……! もう……!!」
そう言って、心実の秘所からぷしゅっ、ぴゅうっと勢いよく淫らな汁が噴き出た。
どうやら、はやくも絶頂を迎えてしまったようだ。
がくがくと膝を揺らしながら、心実は見吉とは反対の方向に倒れた。
絶頂の余韻に浸る心実の上に、見吉は押し倒すような感じで覆い被さると、
「あはっ、もうイッちゃったの……?」
悪戯っぽくそう問いかけながら、ハイグレ人間の証である星型の刺繍が浮かんでいる心実の頬を、つんつんと突いた。
心実は照れつつも、素直にこくりと首を縦に振った。
「ふふっ。気持ち……よかったねぇ」
「はい……」
嬉しそうに頷きあう見吉と心実。
しかし、まだまだだ。
まだ、物足りない。
ハイグレ人間と化した二人の性欲は、この程度で到底満足などできるわけがなかった。
「今度はふたりで一緒にハイグレしよっか」
「はい、ハイグレの見せ合いっこしながら、一緒にイッちゃいましょう!」
そう言って、微笑みあいながら心実と見吉は熱いキスをする。
ふたりのハイグレスパイな生活はまだまだ始まったばかりなのだ。
~ Fin ~
あとがき
とりあえず、終わりました。いや~すぐに全編掲載するつもりが、だいぶ時間かかってしまいました。
次回SSの方は、再び澪やらヒナタやらのSSを更新しつつ、新しいキャラも取り組みたいなぁと思っております。
では、次回の更新でお会いしましょう!
心実の言葉を聞いて、きょとんとするふたり。
やがて、ぱぁっと目を輝かせながら、ふたりは尋ねる。
「なになに? どんなダイエット? 難しいの?」
「いいえ、簡単ですよ。最近、一部で流行している効果的なダイエットみたいなんです」
そう答えた心実は、ちらっとふたりの顔を一瞥する。
ふたりとも、やる気満々といった顔をしていたので、心実は言葉を付け加える。
「ただ、教えるには放課後などのまとまった時間が少し必要でして……」
そう言って、伺うように心実は二人に目を向けた。
「えっとね、今週はずっと部活があって……あ、来週なら、空いてるんだけど!」
「私も、来週なら!」
「ふふ。なら来週、そのダイエット法をお教えします。いっしょに実践しましょう」
「うん! わかった!」
「約束ね! 椎名さん」
「はい」
話が決まった所で、ちょうど午後の授業開始の予鈴が鳴り響いた。
教室に戻るため、ふたりと別れた心実は「うふふふふ……」と妖しい笑みを浮かべた。
「来週には……また新しい仲間が増えそうですね……」
そう言ってほくそ笑むと、心実はスカートであることを気にせず、突然、がに股になり、
「ハイグレッ!」
胸を張って、小声でそう叫んだ。
すると、口元がいきなり誰かに塞がれてしまう。
「んっ……!?」
そのまま、ずるずると引きずられ、人気のない教室へと連れてこられる心実。
突然のことに心困惑するものの、振り返り、口を塞いでいた人物の顔をみるやいなや、ぱぁっと心実は表情を輝かせた。
「あ、美吉さん!」
ほっと胸を撫で下ろす心実。
そんな彼女に、見吉は少々不機嫌そうな声音で注意する。
「……ダメじゃない、椎名さん。あんなところで、ハイグレしちゃ。誰かに見られたらどうするの」
「あ、ご、ごめんなさい……。でも、聞いてください! また、新しいハイグレ人間が増えそうなんですよ!」
そう言って、心実はあまえるように美吉に抱きついた。
「知ってるよ。一応、影で見てたからね」
「うふふ、楽しみですね」
心実の報告を聞き、「そうだね」と美吉も嬉しそうに頷く。
しかし、胸の内はなんだか複雑な気持ちで一杯だった。
心実がハイグレ人間と化し、仲間になってから、まだ二週間も経っていない。
それにも関わらず、学園には新たなハイグレ人間が何人も生まれていた。
すべて、このハイグレ人間椎名心実の活躍によって洗脳された、ハイグレ人間たちである。
心実はもともと交流関係が広く、違う学年の知り合いも多いからこそできたことなのであろうが、それにしても、初めての洗脳に一ヶ月以上かかった美吉とはずいぶんな違いである。
そして、美吉が初めてハイグレ人間に洗脳したのが、この心実だった。
しばらく二人だけのハイグレスパイな学園生活が続くと思ったのに、予想外もいいところである。
しかし……。
「あの、見吉さん……」
心実がもじもじと声をかけてきた。
「なに? 椎名さん」
と、返すと、心実は乞うようなまなざしで見吉を見つめ、
「あの……私、さっきのハイグレでやっぱり興奮しちゃって……したくてたまらないんです」
そう打ち明けてきた。
「見吉さん。私のハイグレ、見てくれませんか……?」
「……まだ学校に人がたくさんいるんだよ? それに、別の人に頼んでも……」
見吉は意地悪くそう返してみた。
心実が、必死にかぶりを振る。
「いえ、駄目です! 私、見吉さんに見てもらいたいんです……見吉さんに見てもらわないと、満足できそうもないんです……お、お願いします」
それを聞いて、見吉はどこか面白くなかった気持ちが、たちまち消し飛んでしまった。
……そうだ、どんなにハイグレ人間の仲間が増えても、椎名さんは私のおかげでハイグレ人間になれた存在……私のことをいつまでも特別な目で見てくれる……。
そう思うと、仲間が増えて複雑に感じていた自分が、なんだかバカらしくなってきたのだ。
「……見吉さん?」
心実が呼びかけた。
見吉は微笑みながら、ぼそりと呟く。
「……だめ」
心実の表情が固まった。
そんな彼女に向かって、見吉は自分のスカートをめくって見せた。
「私もね、ハイグレしたくてこんなに濡れちゃってるの……」
見吉の言うとおり、ハイグレ水着の股部分がぐっしょりと黒く染み込んでいた。
「だから……」
そう言うやいなや、見吉はすばやく制服を脱ぎ捨てハイグレ姿になる。
と、心実の肩を掴み、心実の目と見吉の股がちょうど同じ高さになるようむりやりしゃがませた。
「先に私のハイグレ……見せて、あげる。椎名さんには、罰として私がハイグレしながら一回イクまで、おとなしく見ててもらうからね?」
見吉は、そう告げたした。
「そんな……!」と心実は顔を歪ませる。
そんなの生殺しです、と訴えるような心実の瞳に見つめられつつ、見吉はハイグレを開始した。
「ハイグレ! ハイグレ! ハイグレッ!!」
恍惚とした表情で、見吉はハイグレを行う。
ハイグレをするのは、いつも気持ちいいものだが、今日はいつもよりさらに気持ちいい気がした。
我慢していたせいだろう。
そして、心実に間近で見つめられ、熱い吐息を股に浴びせられているせいなのだろう。
「ハイグレッ、ハイグレッ、っぁ……、ハイグレッ……!!」
あぁ、気持ちいいっ……!!
思っていたよりも、絶頂は早く訪れそうだった。
その上……。
「…………ッ!!」
「ふあっ!?」
じっと間近で見ているだけだった心実が、はじけるように見吉の股間に顔を押しつけてきたのだ。
見吉のハイグレをただ見ていることができなくなったのか、さっさと見吉を絶頂させて自分もハイグレをするためか、もしくはそのどちらもか……。
「んふっ、ちゅうっ……れろっ」
「っあぁ!……ハイグ、レ! あぁっ、ハイグレ……!!」
心実の舌が、見吉の大事な箇所めがけて、暴れまわる。
腕をクロスさせるのが少しやりづらくなったものの、これは……いい。
すごく、いい……!!
ハイグレポーズがもたらす快感と心実の舌が生み出す快感、双方が絶妙に混ざり合い、とてつもない気持ちよさが見吉に襲いかかる。
だめだ、気持ちよすぎる……!! こんなの、すぐにイッてしまう……!!
「ハイグ、レェ……、ハイグ、グ、グ……、ふぁ、あっ! い、イクッ、イクぅ……!!」
押し殺した声でそう叫びながら、見吉はびくんびくんと身体を震わせた。
快感の証が、ハイグレ水着の隙間をぬって、トロトロと滴っていく。
イッてしまった……。
心地よい脱力感に包まれ、見吉はそのまま床に寝転がった。
「うふふ、見吉さん……イッちゃいましたね……?」
そう聞こえたかと思うと、天井の視界がいきなり遮られた。
心実のスカートを脱ぎ捨てた、ハイグレ水着の股だった。
「今度は、私のハイグレの番ですよ……見吉さん……」
見吉の頭をがに股で跨り、上服を脱ぎながら、心実は興奮した様子で言った。
早速、股に手を添え、
「ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ!」
と腕を交差させ始める。
興奮の汁が早くも両足の間から漏れ出し、見吉の頬にポタポタと垂れていく。
もう、まだ許可してないのに……。
そう不満に思いつつも、あおりの角度から見る心実のハイグレも中々新鮮で、とってもいやらしくて……すごく、良かった。
「ハイグレ! ハイグレ! ハイグ……ひっ、ひゃぁっ!? み、見吉ひゃん……!?」
見吉は頭をあげて、心実のはしたなく開いた股の間に顔を埋める。
さっきのお返しのつもりだった。
ふふ、どうだ、気持ちいいだろう……。
「ひゃっ、ひゃっいぐれ、ひゃいぐれっ……い、いぃ! きもひぃいいっ!!」
涎を垂らしながら、みっともない顔で快感に酔いしれる心実。
「うぅ、ひゃいぐ……れ……!! あっ、あっ、だめ……! もう……!!」
そう言って、心実の秘所からぷしゅっ、ぴゅうっと勢いよく淫らな汁が噴き出た。
どうやら、はやくも絶頂を迎えてしまったようだ。
がくがくと膝を揺らしながら、心実は見吉とは反対の方向に倒れた。
絶頂の余韻に浸る心実の上に、見吉は押し倒すような感じで覆い被さると、
「あはっ、もうイッちゃったの……?」
悪戯っぽくそう問いかけながら、ハイグレ人間の証である星型の刺繍が浮かんでいる心実の頬を、つんつんと突いた。
心実は照れつつも、素直にこくりと首を縦に振った。
「ふふっ。気持ち……よかったねぇ」
「はい……」
嬉しそうに頷きあう見吉と心実。
しかし、まだまだだ。
まだ、物足りない。
ハイグレ人間と化した二人の性欲は、この程度で到底満足などできるわけがなかった。
「今度はふたりで一緒にハイグレしよっか」
「はい、ハイグレの見せ合いっこしながら、一緒にイッちゃいましょう!」
そう言って、微笑みあいながら心実と見吉は熱いキスをする。
ふたりのハイグレスパイな生活はまだまだ始まったばかりなのだ。
~ Fin ~
あとがき
とりあえず、終わりました。いや~すぐに全編掲載するつもりが、だいぶ時間かかってしまいました。
次回SSの方は、再び澪やらヒナタやらのSSを更新しつつ、新しいキャラも取り組みたいなぁと思っております。
では、次回の更新でお会いしましょう!
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Re: No title
> 壁|ω・`)正太郎さんお忙しいのカナァ……?
ご心配おかけしました! 復活しました!
ご心配おかけしました! 復活しました!
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すっかり洗脳されきったハイグレ人間心実の暗躍素敵です……(*´д`*)獲物を見つけて妖しく笑うシーンなんてはっきりくっきり脳内に思い浮かべるの余裕でした
ハイグレポーズを見せ合いっこして互いに興奮を高めていくのはシャナのSSでもありましたけど、単純な百合百合な交わりよりも「ハイグレによる興奮を分かち合う」みたいな感覚がストレートに伝わってきて大好きです!
次回更新ではいったい何が出てくるのか……(`・ω・´)ノシ と気になったところで完結お疲れ様でした!&ではではー!