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ハイグレ幻術に囚われた日向ヒナタ ④

 * * *

「んんっ……!」
 足を開いたことで、ハイグレ水着がよりきつく食い込み、ヒナタは艶のこもった声をもらした。
「ふふ。驚いた? 残念だけど、あんたはもう自分の意思で身体を動かせないわよ。人間の心が残っているあんたより、ハイグレ人間の私の言うことの方を優先しちゃうから
ね。その水着を着ている限りは……」
「はぁ、はぁ……。そん、なっ……」
 ヒナタの顔が、あきらめの色に染まりかける。
「でも、身体の自由を取り戻すのは簡単よ? 心も私と同じように、ハイグレ人間に染めればいいのよ……」
 そう言って、サクラはあきらめかけるヒナタを誘惑する。
 しかし、ぎゅっと耐えるように目を瞑り、自分自身に言い聞かせる。
(あきらめちゃっ、ダメッ……! これは、きっと全部……幻術だから……。とにかく、自分の意志さえ、しっかり持ってさえいれば……! いつかは……)
 心を奮い立たせるヒナタ。
 だが……。
「ふぁっ!? あぁっ……!?」
 サクラが、ハイグレ越しの秘所を指でさすり始めた。
 ヒナタはたまらず、甲高い声をあげてしまう。
「うわ、もう、湿っちゃってるじゃない」
「あっ……、あっ……」
 サクラが言うように、ヒナタの股はすでにずいぶんと濡れていた。
 お股を隠すハイグレ水着のわずかな布部分も、液体をたっぷりと含み、ぐっしょりとなっている。
 ヒナタは恥ずかしさに押しつぶされそうになりながらも、心の中で必死につぶやく。
(げ、幻術……これは、幻術よ……)
 そう念じながら、ヒナタは前を見据えようとするが……。
 ……くちゅりっ、くちゅり!
「んうぅっ……!」
 股間から激しい水音が聞こえてくる。
 今度は水着の中に指を差し入れ、恥丘を刺激してくる。
 ポタ、ポタ、と快感の印が裸足の足元に垂れていく。
 ヒナタはたまらず、瞼を閉じた。

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ハイグレ幻術に囚われた日向ヒナタ ③

 * * *
 
 ヒナタは「うっ……」と、思わず後ずさってしまう。
 あきらかにおかしなサクラの立ち振る舞いや言動、そして、格好。
 よく見れば、輝きを失った虚ろな瞳。
 それに加えて、先ほどの破廉恥極まりない変態的な行動。
 自分の知っている春野サクラとは、雰囲気があまりにも違いすぎて、ヒナタは警戒せずにはいられなかった。
「サ、サクラさん……だよね?」
 確かめるように、ヒナタはそう問いかけてみる。
「なに言ってんのよ、ヒナタ。当然でしょ?」
 いつもの調子で、サクラはそう答えた。
 その答えに「そ、そうだよね!」と、ヒナタは幾分かほっとする。
 しかし、サクラは「でも……」と付け加え、
「ヒナタの知ってる、木の葉の忍である春野サクラとは、ちょっと違うわね。今のわたしは――」
 そう言うなり、サクラはヒナタの眼前でふたたびビシッと足を開いて、がに股になり、
「ハイグレ! ハイグレ! わたしは、ハイグレ忍者にして魔王様の忠実なシモベ! ハイグレ人間、春野サクラよっ! ハイグレ! ハイグレ!!」
 そう宣言し、サクラは大事な箇所を見せびらかすように股間を突き出し、股のVラインをなぞるよう腕を交差させ始めた。
 先ほど、仮面が消える際に行っていた、あの破廉恥なポーズだ。
「ひっ、ひいぃっっ……!?」
 ヒナタはびっくりして、らしくない情けない悲鳴をあげてしまう。

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ハイグレ幻術に囚われた日向ヒナタ ②

* * *


「ん、んんっ……」
 ヒナタはふわふわとした夢心地の状態で、うっすらと意識を取り戻す。
 なんだか、ひどく暑苦しかった。
 目蓋を薄く、開けてみる。
 が、視界に飛び込んできたのは、瞳を閉じていたときと変わらないまっくらな暗闇だった。
 ヒナタはハッと、意識をはっきりさせた。
 慌てて顔に手をやってみる。
 まだ、顔に仮面が……!? と思ったのだが、指先がとらえたのは肌の柔らかな感触だった。
 ヒナタは、むくりと起き上がる。
(仮面は……つけてない。でも、これは……?)
 眼はしっかり開けてるはずなのに、視界は変わらず薄暗いままだ。
 ヒナタは立ち上がろうとする。
 と、足の裏から、チクッとするどい刺激が走った。
(痛っ……!)
 びっくりして、ヒナタはお尻を再び地面につけてしまう。
(靴、履いてない……?)
 あぐらを掻きながら、ヒナタは自分の足の裏を見た。
 うっすらとではあるが、足の裏の皮膚に、いくつもの小石がくっついているのが見えた。
 小石を払い、ヒナタは前後に適当に手を伸ばしてみる。
 すると、背後にはごつごつとした何かがあった。
 岩……? それとも、壁だろうか?
 遠くからぴちゃぴちゃと水音のようなものも聞こえる。
 それに小石だらけのこの地面……もしかしたら、ここは洞窟なのかもしれない。
 そう予測したところで、ヒナタはふと不安に駆られる。
 意識を失う寸前、自分は確かに、幻術のような力をかけられようとしていた。
 必死に打ち消そうとしたが、結局、力の弱まりを感じることなく、意識がなくなってしまった。
 このことから考えてみても……。
(ど、どうしよう……。私、幻術をかけられちゃったのかも……)
 ヒナタの全身に緊張が走る。
 一体なにが起こるのか……。
 もちろん、運よく誰かが居合わせて自分の幻術を解き、ここまで運んできてくれたという可能性もないことはないが……それは、あまりにも希望的すぎる。
(と、とにかく……)
 ヒナタは白眼による透視能力を発動させて、辺りを探ってみようとする。
 だが、ヒナタが手で印を組むよりも前に――。
 ボッ、ボッ、ボッ……!!
「…………!?」
 突然、炎がぽつぽつと灯され、周囲を明るくしていく。
 どうやら、蝋燭があちこちに設置されていて、それらに火が灯されていったようだ。

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ハイグレ幻術に囚われた日向ヒナタ ①

突然ですがNARUTOのヒナタ、ハイグレ洗脳SSです。
別のSSが完結してないので投下するか迷ったのですが、ちょこちょこと書いていたら区切りが良いところまで書けたので、折角なので公開させていただきます。
また更新期間が空くのもあれですので……汗
でも、ごめんなさい前編ですので今回エロシーンがほとんど……。
代わりに、後編のイメージ画像的なラフを1枚載せて見ましたので見て頂けたら嬉しいです。
あと、仮面をつけて洗脳される的なシチュが描いてみたくて、そこが一応見所でしょうか…。(某所で同シチュの絵があったのが嬉しかったです!
後編ではヒナタがどっぷりとエロハイグレ洗脳されて、立派なハイグレ人間へと変えられてしまう予定です。

他SS、イラストなどを期待された方は申し訳ありますんがもう少々お待ちください!
では!

 * * * * *

 人の気配のない、里から少し離れた静かな森。
 木の葉の忍である日向ヒナタは、任務のために、一人そこを歩いていた。
 任務とはいっても、危険でも緊急でもない、簡単なものだ。
 里のはずれに建てられ、今は誰も住んでいないという古い屋敷。
 そこに、放置したままでは惜しい資料や巻物がいくつか保管されているらしく、それを探して回収してくるといった内容の任務だった。
 任務は基本、チームとなって数人であたるものが常だが、そのようなお手軽任務だったため、ヒナタは一人で任務に赴くこととなった。
 彼女がこの任務に抜擢されたのは、彼女の性格が大きな起因だろう。
 良く言えば優しく思いやりのある、悪く言えば気弱で自己主張が苦手である彼女なら、このような簡単かつ少々めんどくさい任務を頼まれても何もいわないと思われたのである。
「あ、……あれかな?」
 ヒナタはようやく見えてきた建物を前に、ぽつりと呟く。
 情報通りの古ぼけた屋敷で、周りに生えている植物と部分的に同化しているような感じだった。
 ふぅっとヒナタは一息入れて、歩みを止めた。
 強い日差しで、じんわりと汗が流れる。
 白と薄紫を基調とした厚手の上着に紺のズボンという、肌を露出していない服を着ていることも手伝って、少し暑い。
 ヒナタは基本的に肌が隠れるような服しか着ない女の子だった。
 貧相な身体をしているから、というわけではない。
 むしろ、その逆だ。
 実は同年代の少女に比べて明らかに豊かなプロポーションを誇っていたのだが、引っ込み思案な性格であるヒナタにとって、それは肌を隠す理由にしかなりえなかった。
 暑そうにしているヒナタに、涼しい風が吹きかけられる。
 腰近くまである長い髪をさらさらと揺らしながら、ヒナタは休憩もそこそこに建物の中へと移動する。



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プロフィール

正太郎

Author:正太郎
正太郎と申します
悪堕ちや洗脳、ハイグレや百合を扱ったエロ絵やSSを主体としております。
18禁でもなるべくソフトな路線を目指しておりますが、それでも苦手な方はご注意下さいませ。

※ 相互リンク受付中であります。

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