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短編SS付きイラスト

以前描いたハイグレ人間小暮葵に短編SSをつけて、さらにヒロインの姫路もハイグレ人間に洗脳してみました……といった内容です。
でも、カテゴリーをどうしようか……と悩み中だったりてします。
それはさておき、公開です!

絵だけみたい方用

DSC_0004zz.jpg /////////
↑リクエスト頂いたアヘ顔差分

↓短編SS


「――レ、――グレ――」
 学園の廊下を歩いていた姫路瑞希は、耳に飛び込んできたとつぜんの声に、ピタリと足を止める。
 なんだろう、この声は?
 豊かな桃色の髪を揺らし、きょろきょろと辺りを見回す。
 周りに人がいる気配はない。
 だが……。
「――グレ、ハ――グレ――」
 やはり、どこからかともなく声が聞こえてくる。
 しかも、さっきより幾分か、はっきりと聞こえてくる。
「ハイ――グ――、ハ――レ――」
 なんだか、すごくふしぎな声だ。
 ねばつくかのように、その声が耳に残って離れない。
「…………」
 気づけば、姫路はその声の出所を探るように耳を澄ましていた。
 そして、半ば勝手に、足が動き出す。
 その声を求めて……。
「ハイグ――! ――イグ――!」
 声が、少しずつ鮮明になっていく。
 姫路の歩くスピードが速くなった。
 なぜだろう? なぜこんなにも気になるのだろうか?
 姫路は疑問に思いつつも、歩くのを止めなかった。
 なんとしても、声の正体を確かめたい。
 姫路はそう思った。
 そして、たどり着く。
「……ここ、ですね」
 見知らぬ教室だが、はっきりとその声が聞こえてきていた。
 間違いない、この教室だ。
「ハイグレ――!! ハイグレ――!!」
 どうやら、なぞの声は『ハイグレ』と叫んでいたようだ。
 それにしても、ずいぶん大きな声である。
 しかし、周りには人がいるようすはなかった。
 こんなにも大きな声なのに、なぜ誰も気づかないのだろう?
 ふしぎに思いつつも、姫路は教室の戸に手をかける。
 一体、中で何をしているのか、姫路は緊張しながらその手を引いた。
「……ッ!?」
 姫路の瞳が最初にとらえたのは……テカついた肌色の後ろ姿だった。
 裸とほぼかわらない女性の後ろ姿。
 腰周りだけをぎりぎりなんとか隠し、あとは尻の間と両の肩に向けて、紐を伸ばしているだけのような着衣……きわどいハイレグ水着を身にまとった女性の背中だった。
 それに加えて、そんな格好でがに股になり、「ハイグレ!!」と叫びながら、なにかを一所懸命にしているようだ。
 いったい、この女性はなにを思って、こんな格好をしているのだろう……。
「ハイグレ、ハイグレ――!! ……あら?」
 姫路の存在に気づいたのか、その女性はがに股をやめて姫路の方をむいた。
 かなしばりにでもあったかのように、姫路は動けなくなった。
「ふふふ。あらあら、わたくしの魅惑でまた子猫が引き寄せられてしまったようですわね」
 汗でまとわりついた青緑の髪をはらいながら、その女性は言った。
「あなたは、たしかFクラスの姫路瑞希さんですわね? うふ。わたくし、三年Aクラスの小暮葵と申します」
 自己紹介すると、小暮葵はクスクスと笑いながら独り言のように続ける。
「わたくしの声が聞こえていたということは、あなたにも十分な素質があるということですわね」
「そ、そしつ……?」
「うふふ、そうですわ。ハイグレ人間の、素質……今わたくしが本当のあなたを引き出してさしあげますわ」
「ほんとうの……わた、し……」
「さぁ、わたくしの姿をじっと見て――」 <
 小暮葵はそう言って、再び足を開いてがに股になった。
 <///
「――ハイグレ! ハイグレ!」<
 叫びながら、股に向けて両腕を振り下ろしては、すぐさま引き上げる。
 その奇怪な行動をなんどもなんども繰り返し、見せつける。
 姫路は目の前の光景を、ぽかんと口を半開きにしながら見守った。<
 しかし、それを見続けているうちに、姫路の瞳の輝きが少しづつ失われていく。
 表情がとろんとしていき、何も考えられなくなっていく。
 一体、どうしてしまったのだろうか……。
「――ハイグレ! ハイグレ! よそ見してはだめですよ! しっかり、わたくしのハイグレを見続けて! ――ハイグレ! ハイグレ!」
 姫路の疑問をさえぎるように、小暮葵はそう言った。
 頷きはしないものの、その一言で、姫路はより深く熱い視線を彼女に注ぎはじめる。
「――ハイグレ!  ハイグレ! あはっ、見られながらしますと、すっごく、興奮しちゃいますわね……」
 小暮葵の表情が、はじめて恥じらいをみせる。
 所々で艶のこもった吐息が混じりはじめた。
「……はぁ、はぁ……」
 その興奮が伝染したのか、じっと見ているだけだった姫路も苦しそうに熱い吐息をもらしはじめた。
 頭の中が霞んで、もはや何も考えられない。</
「あらあら、いい感じに自分を解放しているようですねぇ……。その調子ですよ……。さぁ、姫路さん、足を開いて……」
 小暮葵が甘く囁くと、姫路の足が彼女と同じように開かれていく。
 そして……。

「――ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ!!」
 数刻後。
 教室内のハイグレコールは、今なお続いていた。
 といっても、小暮葵のものではない。
「ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ人間、姫路瑞希、ハイグレのためにすべてを捧げます! ハイグレ! ハイグレ!」
 この教室を訪れた、姫路によるハイグレコールだった。
 今の彼女は黒のハイレグ水着を着込み、がに股によって開いた股間に向け、一心不乱に両腕を振り下ろしている。
「……ふふ。わたくしのハイグレ姿が魅惑的すぎて、また新たなハイグレ人間が生まれてしまいましたわね」
 それを見ていた小暮葵は、誇らしげに微笑した。
「まったく、ハイグレが似合いすぎる美女というのも、困りものですわ。次から次へと、ハイグレ人間が生まれてしまって……」
 罪なものをしつけるように、汗でテカった尻をぺちんっとはたいた。
 ぷるぷると尻が震え、汗がぽたぽたとたれ流れれていく。                                   

DSC_0036zz.jpg


 それをニヤニヤと眺めていると、また誰かがが近づいてくる気配をがした。
 ハイグレコールに誘われ、ハイグレ人間の素質をもった獲物がまたやってくるようだ。 
「あらあら、今日は来客の多いですわね。では、姫路さん。今度はふたりで手厚く出迎えてあげましょうか」
「――ハイグレ!」
 葵の言葉に、ハイグレ人間姫路は頷いた。
 ふたり並びながら、がに股になり、股に手をセットする。
『ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ! ハイグレッ!』
 教室の戸が開かれた。
 新たなる獲物とともに……。

<end>

コメント

更新再開おめでとうございます!
今回は絵と文となかなかのボリュームで素晴らしいです!近ごろは寒いので身体に気をつけて頑張って下さい

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No title

こんばんハイグレー&お久しぶりです&作品堪能させていただきましたー!

ハイグレ光線浴びせるか直接ハイグレ着せるかハイグレ人間と性交するか、という三大王道洗脳シチュの陰に隠れがちだけど「ハイグレポーズ見せつけて洗脳する」っていうのもSSと親和性高くて素敵ですよね!(*´д`*)ハァハァ
挿絵もふんだんに投入されてボリューム満点なのも素晴らしいです!(`・ω・´)バカテス未見なのでキャラググってから再読しなきゃ(使命感

眼福じゃー!

うおおお!
リクを叶わせて本当にありがとうございました。
小暮様のイラストはレアなので、私にはお宝物です。
小暮様のお知りと太股は良すぎて、天国に連れた気分を感じています。
ちなみにほくろの場は違いますが。
お疲れ様でした。

No title

あけましておめでとうございます。
はじめまして。「ハイグレSS研究所」というブログを先月開設しました「ぬ。」と申します。
ハイグレ光線を使わずに自分自身のハイグレで未洗脳者を魅了するという発想は素晴らしいですね(*´д`*)
そのシチュエーションを挿絵が凄く引き立てていて楽しく読むことが出来ました!
新参者ですが、これからよろしくお願いします(`・ω・´)

No title

>>ハイグレ好きさん 
いつもコメントありがとうございます
健康のことまで気遣ってもらって感無量です(泣
これからも色々試みながら更新していこうと思っていますので楽しんでいただけたらうれしいです。

>>Sさん
初コメントと応援ありがとうございます!
これからもがんばっていきます!

>>0106さん
お久しぶりです、そして更新遅れてすいません。
次の更新でネルの絵を一枚投下しますので喜んでいただけたらうれしいです!
ハイグレポーズ見せつけ洗脳は、これから自分のSSでよくあるシチュエーションかもしれません(笑

>>muttsurini
ぬわぁ……ほくろの位置申し訳ないです
修正したものを掲載予定ですので少々お待ちください

>>ぬ。
コメントありがとうございます!
そして、ブログ開設おめでとうございます。
よろしければリンクさせてもらえると嬉しいです。
リクエスト絵や挿絵など、まだまだ精進中な身ではありますが喜んで承りますよ!


No title

ヤバイ!汗でテカった尻はエロ過ぎる!画面を舐めたぞ!

No title

これは良いですね。
やはりエロい先輩は犠牲者により支配者にさせるのは似合います。しかもセクシーさだけで誘うのは、さすがエロい先輩。
彼女はハイグレに落ちる話のはぜひ読みたいです。
呪われたレオタードを見つけるとか。

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プロフィール

正太郎

Author:正太郎
正太郎と申します
悪堕ちや洗脳、ハイグレや百合を扱ったエロ絵やSSを主体としております。
18禁でもなるべくソフトな路線を目指しておりますが、それでも苦手な方はご注意下さいませ。

※ 相互リンク受付中であります。

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