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悪魔のささやき(オリジナル)・プロローグ
小説も書いていこうということで、すごく短いですがプロローグです
他の方のハイグレ系の小説とは少し異色かもしれませんが頑張って更新していきたいと思います
では――――。
* * * * * *
「ふぁ~あ。なんだか、暇だわね~」
女性にあるまじき大あくびをかきながら、一人の女性――いや、悪魔がぽつりと呟いた。
ふよふよと、地球にかかる重力を無視して宙に浮き、眠気眼で青い空を眺めるそれは正真正銘の悪魔であり、名をリリルといった。
リリルは空を向いていた身体をごろんと返す。セミロングの美しい金色の髪だけが唯一重力の力を受けて頬にかかっていく。
「うふふ……そろそろ、楽しいこと始めちゃおうかしら」
地上にそびえ立つ建物を眺めながら、じゅるっとリリルは舌なめずりをした。
すでに、さきほどのような眠気混じりのぼやっとした瞳はそこにはない。
悪魔特有の鋭さと怪しさが宿った瞳が、地上の世界を見定めていた……。
他の方のハイグレ系の小説とは少し異色かもしれませんが頑張って更新していきたいと思います
では――――。
* * * * * *
「ふぁ~あ。なんだか、暇だわね~」
女性にあるまじき大あくびをかきながら、一人の女性――いや、悪魔がぽつりと呟いた。
ふよふよと、地球にかかる重力を無視して宙に浮き、眠気眼で青い空を眺めるそれは正真正銘の悪魔であり、名をリリルといった。
リリルは空を向いていた身体をごろんと返す。セミロングの美しい金色の髪だけが唯一重力の力を受けて頬にかかっていく。
「うふふ……そろそろ、楽しいこと始めちゃおうかしら」
地上にそびえ立つ建物を眺めながら、じゅるっとリリルは舌なめずりをした。
すでに、さきほどのような眠気混じりのぼやっとした瞳はそこにはない。
悪魔特有の鋭さと怪しさが宿った瞳が、地上の世界を見定めていた……。
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